滋賀/阿弥陀寺 『荘厳厳粛な阿弥陀仏』

檪野寺から歩いて3分ほどで阿弥陀寺に到着。

阿弥陀寺は予約拝観もしておらず、ご住職がいる時のみ本堂の拝観が可能で、普段は本堂正面に鍵がかけられています。お正月は檪野寺のご開帳と言うこともあり、もしかしたらいらっしゃるかも知れないと思い訪ねてみる事にしました。

s-_MG_1193.jpg

「浄土宗阿弥陀寺」「本尊国宝阿弥陀如来」レンガ造りで学校の門のような入り口。

本堂の左手に寺務所があり、勇気を出してインターホンを押します。するとご住職の奥様らしき人が出てきて、名前とどこから来たのかを尋ねられました。すると奥様が本堂の鍵を開けてくださり中へ…!

本尊の阿弥陀さまに手を合わせご挨拶をしていると横からご住職がいらっしゃいました。
「いやぁ~こんな田舎まで来てくれて…」と、とても歓迎ムードで一気に緊張が解けます。

s-IMG_2292.jpg
写真はコピーを頂いた資料から。

この阿弥陀さまは国の重要文化財で平安時代の一木造り。
像高は109,1cm、小さめの観音菩薩と勢至菩薩を脇侍に従えた阿弥陀三尊となっています。

阿弥陀さまはそこまで大きな像ではないのですが、脇侍が小さめのせいかわりと大きく見えました。塗箔は剥離して体が黒く、唇の朱色が残ったコントラストの美しい阿弥陀さま。丸顔のお顔は優しく見えるか厳しく見えるか…わたしには厳しいお顔に見えました。

阿弥陀寺にはその他にも様々な仏像が祀られています。
本尊と同じ平安時代の聖観音立像と薬師如来立像。

そして注目すべきは白鳳~天平の誕生釈迦仏。


s-IMG_2294.jpg

誕生釈迦仏は、お釈迦様が生まれてすぐ右手を高く上げ、左手を下に指して、「天上天下唯我独尊」と述べた姿。東大寺の誕生釈迦仏が最も有名ですが、こちらの誕生釈迦仏も同じくらい古い像。
「天上天下唯我独尊」というよりは「こらっ!」って言っているような、可愛いお姿です。大きさは10、6cmとかなり小さいめ。

住職のお話によると、伊勢神宮から奈良の平城京へ行く道のり沿いに阿弥陀寺があるため、その昔奈良から伝わって来たと言われているそうです。したがって、湖南地方には奈良から直接流れて来た仏像が多いと言います。

お茶を頂きながら、色々なお話を聞きました。釈迦の教えで興味深かったのは「知らないで良い事をするよりも、知ってて悪い事をする方が良い」というもの。いかに知っているかが重要で、知らないと言う事は悪い事をしかねない…というお話。

観点が違うと色々な考えがあるんだな…と思いました。

そんなありがたいお話を1時間近くしていると住職が
「確か電車が12時36分だから、油日駅まで乗せてってあげよう」と、、、、!!!!

なんと!!昨日に続きまた…本当に新年から感謝しなくてはならないことばかり。
ちょうど人は縁で繋がっている…というお話をして頂いたところだったので、ご住職の親切さに感動の涙が出そうになりました。今年は絶対に絶対に良い年になるはずです!





阿弥陀寺アクセス

滋賀県甲賀市甲賀町櫟野1173/0748-88-3721 
JR草津線「油日駅」下車 徒歩 50 分

拝観料なし(志納)



スポンサーサイト
テーマ : 寺巡り
ジャンル : 旅行

Tag:滋賀  Trackback:0 comment:2 

Comment

yumechigai URL|こんにちわ
#- 2011.01.18 Tue13:51
こんにちわ。

甲賀には古刹がいくつかあるのですね。(ホント知りませんでした)
この阿弥陀様も誕生仏もなかなか見応えありますね。

それにしても、いい出会いがあったようで、何よりの参拝だと思います。
きっといい年になるでしょうね!
momococks URL|こんばんわ。
#- 2011.01.19 Wed23:15
甲賀は回りきれないほどのお寺があるみたいです。仏像は秘仏だったり、拝観予約が必要だったりするようですが…。なかなか奥が深そうですね!
comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

こはた ももこ (桃)

Author:こはた ももこ (桃)
名前:桃

出身:横浜ベイベー

誕生日:11月30日

血液型:O型

所属:仏像部

仏像好が好きな旅人になりたい普通の人です。
大好きな仏像・寺社仏閣のことを素人目線であれこれ喋ります。

★ストイックに仏像 Facebookページ運営中
https://www.facebook.com/stoic.butsuzo/

Facebookページでは、過去の記事を整理して更新しています!
よろしくお願いします(^人^)

フォト

PHOTOHITOブログパーツ

ブログランキング
にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
旅休.com
旅休ドットコム
検索フォーム
QRコード
QR