福岡/浮嶽神社 「平安初期のゾクゾク感」

佐賀県にほど近い福島県糸島市の仏像に会いに行きました!
福岡市内から海岸沿いを走り半島を横断して、浮嶽の中腹にある「浮嶽神社」を参拝。
浮嶽は福岡県と佐賀県の県境に位置し、古来より神仏が宿る霊峰として崇められてきました。

その日は雨が降ったり止んだりのスッキリとしないお天気で、霧のせいか少し視界がモヤモヤ~
到着すると、私の周りを取り巻く空気が一気にサーッと冷たくなり、少し不気味にさえ感じる静まり返ったところでした。。。ゾクゾク



先ずはお参りをして辺りをウロウロしていると、世話方の奥様が収蔵庫を開けてくださいました。

収蔵庫の中には見るからに歴史を感じる仏さまが並んでいました。今はなき久安寺(きわじ)にいらっしゃったと伝わる仏さまで、久安寺廃絶後に浮嶽神社で祀られるようになったそうです。



それにしても、この神社に一歩足を踏み入れてからずっと「ゾクゾク」が止まりません…仏さまを前にして、その「ゾクゾク」はより一層増すばかりです。





こちらの地蔵菩薩さまは、像高175.5cm、様々な特徴から平安初期に作られたと言われています。



両手が失われており、お顔はやや厳しめの表情です。額が狭くて頭部が大きい…お地蔵さまのこの頭部の違和感、とっても好きです。



そしてそのお隣には如来系立像。
像高180.2cm、こちらも平安初期に作られた仏さまです。

元は螺髪がついていたのだと思いますが、今ではスキンヘッドになっています。
盛り上がった肉髻が結い上げたおだんごの様に見えて、一瞬ですが、菩薩さまかな!?と、勘違いしてしまいました。
お地蔵さまと同じく、両手が失われているので何の印を結ぶ如来さまだったのかわかりませんね。



こちらの薬師如来さまは、像高90.3cmの坐像で平安初期の作。



お地蔵さまや如来さまと同じく、薬師如来さまも手がなく螺髪もありません。微かに残る薬師如来さまの視線は、どの位置から拝んでも私の方を見てはもらえず、ミステリアスな雰囲気が漂います。

そして、表情を失った仏さまもいらっしまいました。




なかなか遠くてお会いできない九州仏…10月13日から展覧会ありますね!

東京で…じゃなくて、九州市博物館でですが(涙)
浮嶽神社の地蔵菩薩さまも出展されるそうですよ!

「九州仏~1300年の祈りとかたち」

「奈良や京都の仏像は素晴らしい、だが、九州の仏像はもっと素敵だ」

フライヤーのこのフレーズにグッときました!



浮嶽神社アクセス

〒819-1641 福岡県糸島市二丈吉井
JR筑肥線深江駅下車徒歩40分
二丈浜玉道路吉井インターから車で5分

拝観問い合わせ:092-326-5641(浮嶽神社)
拝観料志納

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こはた ももこ (桃)

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