奈良/長岳寺『玉眼キラリ 阿弥陀三尊』

聖林寺を参拝したあとは、古の道「山辺の道」沿いに建つ長岳寺へ向かいます。

最近は効率を考えて車移動が多くなりましたが、いつかは山辺の道を自分の足で歩いて巡りたいです。

長岳寺も久しぶりの参拝でした。
駐車場から受付までの間に、何匹のネコちゃんがお出迎えをしてくれたことか…(笑)
昔からこんなにネコいましたっけ?



こちらが長岳寺の鐘楼門!

ちょうがくじ

長岳寺創建当初から伝わる日本最古の鐘門です!
その昔は鐘が吊られていたので鐘楼門と呼ばれているそうですよ。

そうそう、初めて来た時はこの鐘楼門がとても印象的だったんです。
真っ赤な紅葉に包まれたこの門の姿がとても優美で。。。

しかも、私の他に一人旅をしていた若い女の子が門の下で休憩をしていたんです。その子はヒッピー調のファッションをしていて、バックパッカー並みの大きな荷物を持って。当時は奈良のお寺で若者に会う事があまりなかったので、とても印象に残っていました。あの時声かければ良かったかなー(笑)

さて、門をくぐると右が池で左に本堂があります。

物音ひとつしない静かな境内。人
は誰もおらず、お堂もピタッと閉まっていました。受付で言われたとおりセルフで引戸を開けます。



すると、薄暗かったお堂に外の光がジワジワと差し込んで、やがて阿弥陀三尊さまにスポットが当たりました!黒くてつるっとした質感の阿弥陀さまに光沢が!

ちょうがくじぶつぞう

こちらの阿弥陀三尊さまは藤原時代の作で、日本で最初に玉眼を使って造られたという阿弥陀三尊さまです。実際に玉眼の手法が普及したのは鎌倉時代と言いますから、この像を造った仏師は玉眼の発明家!?

鎌倉仏と言えば筋肉や衣の表現などリアリティーがあり、玉眼がキラッとして「カッコイイ仏像」というイメージがありますが、長岳寺の阿弥陀三尊さまはその流れを作る先駆けとなったのでしょうか?

両脇には、同じく藤原時代の多聞天さまと増長天さまがいらっしゃいます。なんとこのお二方も、元は大御輪寺にいらっしゃったそうです。ここでも会えた大御輪寺の仏さま。

聖林寺の十一面観音さまと法隆寺のお地蔵さま、そして、玄賓庵の不動明王さまと長岳寺のニ天…なんとなく、当時の須弥壇を想像できる気がして来ました。

奈良の旅はまだまだ続く…!



長岳寺アクセス

〒632-0052 奈良県天理市柳本町508 / 0743-66-1051

JR桜井線「柳本駅」から東へ徒歩約20分

バス
近鉄天理駅から桜井方面行き
近鉄桜井駅から天理方面行き
上長岡(かみなんか)長岳寺で下車、東へ徒歩5分

拝観料350円



※掲載の写真の一部をタイガースカフェさん(サイト:念彼観音力)に提供していただいております!

悲しい事に、この旅で撮った写真DATAの保存に失敗して全部消えてしまったんです・・・写真を提供してくれたタイガースカフェさんに感謝。・゚・(ノД`)・゚・。



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ジャンル : 旅行

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こはた ももこ (桃)

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