愛知/七寺 『二体の菩薩さま』

名古屋へやって来ました!
名古屋のお寺は初めてです!

今回お参りしたのは大須観音さんのすぐ近くにある七寺です。

事前に拝観のお願いをしていなかったのですが、たまたまご住職が檀家の方をご案内するタイミングだったので、私も一緒にお参りさせていただく事ができました。

『もっと近くに寄って話を聞きなさい』と、まるで先生がこれから授業を始めるようなご住職の口調に思わず背筋がピンと伸びました。

七寺の始まりは平安前期まで遡り、当時は七堂伽藍の大寺院だったそうです。七寺と言う寺名は七堂伽藍の七が由来になっているんだとか…現在の七寺は、一度稲沢で再建された後に名古屋へ移されて来たのだそうです。

やや狭い須弥壇には、2体の菩薩さまがいらっしゃいました。像高約134cmのとっても立派な観音菩薩さまと勢至菩薩さまです…!

こちらの2体の菩薩さまは、元は丈六の阿弥陀如来さまの脇侍として祀られていたそうです。脇侍の観音さまだけでも半丈六の立派なお姿なので、三尊揃って祀られているお姿を想像するとかなりの迫力がありそうです!

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その他に二天像も祀られていたそうですが、御本尊さまと共に空襲で焼けてしまいました…残念ですね…残念ですが、難を逃れた二体の菩薩さまは、名古屋の中心部で市民の事をずっと守り続けてくださっているのでしょうね。

観音菩薩さま、勢至菩薩さまは一見似たような雰囲気ですが、それぞれを見比べてみると特徴の違いがいくつかあるんです。

ご住職が懐中電灯を貸してくださったので、よーくお姿を拝観する事ができました。

まず観音菩薩さまはウエストがくびれていて、お顔も引き締まりシャープな印象ですが、勢至菩薩さまはお顔もお体も全体的にふくよかで優しい印象を受けました。毛流れの細かさや衣の表現などの細かい所を見比べているといつの間にか時間が過ぎてしまいそうでした。

外へ出ると、境内には青銅の大きな大日如来さまがいらっしゃいました。ご住職のお話によると、空襲の時は燃え盛る炎で真赤に焼けながらもお姿はさほど崩れず今でも鎮座されているそうです。大きな大日如来さまが炎で真っ赤になってしまうなんて、凄まじく悲惨な光景ですよね…

IMG_7233.jpg

焼けて無くなってしまった御本尊さまや二天王さまは 、民衆の身代わりになられたのでしょうか…?
身代わりになられた仏さまと、戦後もずっと民衆を守り続ける仏さま。

七寺の仏さまは、今まで色々なご苦労があり困難を乗り越えて来たんだと思うと、とても逞しくて慈悲深い魅力を感じました。

突然の訪問でしたが、じっくり仏さまと向き合う事ができて良かったです。





七寺アクセス
愛知県名古屋市中区大須2丁目28-5/052-231-1715

拝観料500円(事前連絡)


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こはた ももこ (桃)

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