茨城/弥勒教会 『笠間六体仏・花祭りご開帳2』

弥勒教会は観世音寺から車で約30分。
少々迷いましたが、畑の風景が広がる長閑な田舎町の一角に、車や人の流れがあったのでこの辺にあるはずだ!と、仏像の匂いを嗅ぎつけやっと到着です。

弥勒教会に山門や塔などはなく、丘陵の麓に収蔵庫の様なお堂があるだけのひっそりとしたお寺です。

どうやら無住のお寺で、町内の人が管理している様でした。

弥勒堂と書かれた収蔵庫には伝運慶作の弥勒如来さまがいらっしゃいます。この弥勒如来さまも、岩谷寺の薬師如来さまと同様、笠間六体仏のひとりです。

由緒書きを読んでみると…弥勒堂は13世紀中頃に建立され、当時は五間四面の大きなお堂だったそうで、明治の廃仏毀釈によって壊されましたが仏像だけ残されたそうです。

江戸時代の文章には「運慶作の弥勒菩薩」と記されてあったそうですが、昭和2年に解体修理をした際に銘文が見つかり、この像は笠間時頼によって祀られた「弥勒如来」である事が判明したとの事。

随分長い間、菩薩さまとして拝まれていたんですね…

お堂の中へ入り、目の前で等身大の弥勒如来さまを見上げました。

s-IMG_2968.jpg

凛としたお顔で体はガッシリ系。とっても力強い弥勒如来さま。横から観たお姿にも重量感があり、運慶仏を思わせる風貌でした。

残念ながらこの日はご開帳日という事もあり、人が集まる日なので写真撮影は禁止。こちらのサイトで弥勒如来さまのたくましいお姿を観る事ができます。

http://www.rekishikan.museum.ibk.ed.jp/06_jiten/rekisi/mirokubutu.htm

わたし達がお堂から出ようとすると、地元の参拝者に小声で「誰か亡くなったの?」と話かけられました。「?」わたしは何の事か分からず戸惑いましたが…

この地域では、亡くなった家族の供養のため花祭りに笠間六体仏を巡ってお参りする風習があるそうです。そう言われてみれば…先程の岩谷寺から家族で参拝している光景を何度も見かけていました。

そんな事も知らずに巡っていたなんて、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。

家族の供養ではなく、仏さまを拝みに東京から来たと告げると「まぁー若いのにえらいわねぇ」と驚いている様子でした(笑)

そしてお隣には不動堂があります。不動明王さまの光背がふたつに割れてしまっていたので、管理人の方に地震の影響ですか?と尋ねると、茨城の方言で答えてくれたのですが…聞き慣れていないのでちょっと分かりませんでした(汗)でも地元の人と触れ合うのはとても気持ちが和みます。

s-IMG_2971.jpg

その後も色々なお話をして弥勒教会を後にしました。

s-IMG_2974.jpg

次は楞厳寺へ向かいます!




弥勒教会アクセス

〒 309-1607茨城県笠間市石寺510-1/02967-2-0910




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