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新光明寺 静岡県静岡市 /  玉眼をバネで固定!?ビルの7Fにいらっしゃる阿弥陀如来さま

新光明寺別院は、宝台院から歩いて10分、丸井などのデパートや百貨店が立ち並ぶ繁華街を通り、静岡駅からほど近い場所にあります。

それがなんと・・・ビルの7階にあるお寺なんです!


s-ビル寺

エレベーターに乗って7階まで上がります。インターホンで拝観の約束をしていた事を告げ中へ入ると…
おっと!いきなりもの凄いオーラを放った阿弥陀如来さまのお姿が見えました。

s-しょうめん

他の皆もおそらくそのオーラを感じとったのか、近代的なお堂の中はザワザワとしています。

『この阿弥陀さまはいいねぇ…』

一目観てこの阿弥陀さまの魅力に惹きつけられてしまいました。


s-あおり

先ずは座ってご住職のお話を聴きます。

阿弥陀さまは宝台院の白本尊と同じく、快慶の作と言われています。
その隆々とした雰囲気から、おそらく快慶が駆け出しの頃の作品ではないかと言われているそうです。

とても興味深いのは、玉眼を固定する為にバネが使用されているそうなのですが、もしこのバネが創建当時の物であれば、日本最古のバネという事になるそうで、『日本バネ学会』も驚いたというお話を聞きました。

s-IMG_2842.jpg

そして、阿弥陀さまの印相に注目すると…右手の人差し指ではなく中指で結んでいるのが珍しいとの事。これは仏教において克服すべき三毒(3つの煩悩)貧(とん)・瞋(じん)・癡(ち)を示し、中指で結んでいるので瞋(じん)「怒りを抑える」と言う意味であると、先代のご住職がおっしゃっていたそうです。

s-あおり 

お話の後、阿弥陀さまを間近で拝観させて頂きました。

『ドキドキ…』

この阿弥陀如来さまの最大の魅力は、切れ長の目だと思います。正面で見上げても、側面からでも、どこまでもこの切れ長の目がわたしの事を追いかけている様な気がしてなりません。

仏像は拝する人の心情や、見る角度によっても様々な表情を感じる事ができます。

s-よこ

わたしは仏像が魅せるその様々な表情こそが、仏さまが発信するメッセージであると感じるのですが…この阿弥陀さまは、まさにその様な仏像の魅力を持ち合わせたとても素敵な仏さまでした!

次はラスト、木喰仏の泉秀寺へ向かいます。


※こちらは、2011年4月に更新された記事です。

《新光明寺別院アクセス》
住所:静岡県静岡市葵区伝馬町11-3
TEL:054-253-6231
静岡駅徒歩3分
拝観料:志納
※拝観には問い合わせが必要です。





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こはた ももこ (桃)

Author:こはた ももこ (桃)
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