滋賀/石馬寺 『馬の寺の仏さま』

観音正寺から歩いて石馬寺までやってきました!観音正寺と同じく聖徳太子の伝説が残るお寺です。聖徳太子が乗っていた馬が、このお寺で池に沈んで石になってしまったんだとか…

到着すると長い石段がありました!石馬寺の石段は歩幅が合わずランダムなので登るのも一苦労…

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着いた!と、思ったら何やらここは六所神社。石馬寺までは右手へさらに登って行きます。境内に到着するまで10分くらいの道のり・・・趣のある石垣が見えればもうすぐです。

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境内は意外とこじんまりしており、 仏像は収蔵庫に安置されている様子。奥から出て来た若いご住職にご挨拶をして、その収蔵庫を開けていただきました。

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中央にどーんと大きな定朝様の阿弥陀さまがおり、収蔵庫の中は藤原仏の宝庫となっていました!

阿弥陀さまの両脇には十一面観音さまがいらっしゃいました。右手におられる十一面観音さまは動きがほとんどなく、衣紋も平坦で落ち着いた雰囲気をしています。

一方、左手におられる十一面観音さまは翻波式の衣紋。そして、長く下に溜まる裾や揺れ動くような天衣から動きを感じられるお姿をしています。こちらの十一面観音さまの方が古い仏さまの特徴が表現されていました。


5.jpg(ポストカードより)

そのお隣には、2mを越すであろう大きな持国天と増長天、それから等身大くらいの広目天と多聞天王がいらっしゃいます。

四天王の大きさが違うのは何故でしょう?遠近法…?それとも元は四天王が二組いらっしゃったのか…?
とても気になったのでご住職に聞いてみると、答えは二説あるそうです。

ひとつは、もともと四天王が二組祀られていましたが、織田信長の焼き討ちで焼失してしまったという説。

そして、もうひとつは四天王ではなくて二天王という説。 今のところ、こちらの二天王説の方が有力だそうです。もしかしたら、一組みは山門に祀られていたかも知れませんね・・・色々な想像が膨らみます!

そして、収蔵庫の隅で存在感を放っておられたのは大威徳明王です!今にも突進して来そうな牛!明王さまは京都・東寺の大威徳明王に似てるかな…?とも思いましたが、東寺の明王さまより穏やかで優しいお顔をされていますね。

4.jpg

そしてそして!
鎌倉時代の役行者像を拝みます~!
白洲正子展で世田谷までいらしたあの役行者さんです。

細く筋張ったお体と流れるような衣紋がリアルさを演出していました。両脇の前鬼・後鬼像は、小像ながらも筋肉隆々でパワフルなお姿です。

最後に、客間で温かいお茶をご馳走になりました。
滋賀県には300体以上の文化財に指定された仏さまがいらして、そのうち拝観できるのが約120体。そのうちの11体が石馬寺に祀られているんですよ!と、ご住職がそうおっしゃって…そうか、約1割か!なんだか得した気分!

色々とお話を聞いて、参拝者とのご縁を大切に、石馬寺を盛り上げようとするご住職の熱心な気持ちが伝わって来ました。

いいなぁ、近江!





石馬寺アクセス

滋賀県東近江市五個荘石馬寺町823/0748-48-4823
R能登川駅より近江バス 八日市行き「石馬寺」下車 徒歩約15分

拝観料500円(月曜日は拝観不可)



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