大阪/専念寺『最後もまた古仏!』

大阪見仏もついにラストとなりました!

電車移動で東淀川区の専念寺を訪問しました。専念寺は敷地内に幼稚園が隣接していました。訪問した日は休日だったので、誰もいない静かな幼稚園でしたが、普段はとても賑やかで、こちらの園児はいつも仏に護られながらすくすくと育つのでしょうね。

本堂はコンクリートのモダンな造りをしていました。
お堂は近代的ですが、そこにいらっしゃる仏さまは、なんと平安時代や鎌倉時代の仏さまなんですよ!!


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御本尊は平安後期の阿弥陀如来さまで、とても穏やかなお顔をされていました。
ヒーターの温かさに癒されながら、阿弥陀如来さまの穏やかさにほっこりです。


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そして、本堂の脇にあるお堂には、お厨子がいくつか並び、数体の仏さまがいらっしゃいました。

先ず初めに拝したのはこちらの古めかしい十一面観音さまです!


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肉付きの良いムッチリとしたお体に翻波式の衣紋…!見るからに古仏の雰囲気が漂っています。元々は彩色が施されていたのか、膝下や手元の色の変化が気になります。

そして、十一面観音さまのお隣には、凛々しい大日如来さまがいらっしゃいました!
金剛界の大日如来さまが、キリッとした凛々しいお顔で智拳印を結ぶお姿には、いつも惚れ惚れとしてしまいます…


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これらの仏さまは、元々はこの地区にあった聖徳太子建立と伝わる三宝寺というお寺に祀られていたそうです。三宝寺は檀林寺につぐ日本で2番目に建立された禅寺だとか!

四天王寺を初め、大阪にも聖徳太子が種をまいた仏教の奥深い歴史があるんですね… _φ(・_・

そして、最後の最後に瑞光寺のぐじら橋(雪鯨橋)に行きました!くじらの骨で造られた橋を恐る恐る渡ってみました!

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よく見ると骨骨しい…そして骨太(笑)
当たり前ですが、くじらって大きいんだなぁーと、この橋を見て再認識したのでした。

これで、大阪ツアーお終いです!
企画してくれた仏像部のyokkunありがとうございました!そして、同行した皆さまもありがとうございました!




専念寺アクセス
大阪市東淀川区小松3丁目3-15/06-6320-1331
阪急京都線 上新庄駅 北口 徒歩 約7分

拝観予約
拝観料志納



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大阪/天龍院 『一木の十一面観音さま』

最近サボっていた見仏レポート再開します!まだまだ3月の大阪ツアーが終わりません(汗)

この後訪問した天龍院と専念寺には素敵な十一面観音さまや大日如来さまがいらっしゃったので、記事を書かないわけにはいきません!

それにしてもこの天王寺区はお寺が多い!天龍院の周りにも民家に溶け込むようにお寺が点在していました。天龍院まで歩いて来た道のりもいくつかお寺がありました。何故この地区はこんなにお寺が多いのでしょうか?

ひとつは、飛鳥時代から続く聖徳太子ゆかりの天王寺があり、古来から仏教文化が繁栄していたというのもありそうですが、お寺の方が教えてくださったのは、大阪冬の陣が終わった時に大阪の区画整理がなされ、四天王があるこの地区にお寺が集められたそうです。(歴史、もっと勉強しないとな…)

それよりも驚いたのは、日本でお寺が最も多い都道府県が愛知県という事でした!

京都や奈良や滋賀ではないんですね。愛知はまだ七寺と龍泉寺くらいしかお参りしていません…はっ、円空仏の浄名寺も!

さて、本題に入ります。
天龍院を訪ねると、十一面観音さまがいらっしゃる観音堂に案内していただきました。

等身大の美しい十一面観音さまがいらっしゃいました。当初は彩色が施されていたそうですが、今のお姿からは彩色の跡はわかりません。大阪市内でも珍しい平安時代の古い仏さまです。

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傷みがひどく後補部分が多いそうですが、ご神木などの特別な木から彫られた一木づくりの仏さまだそうです。

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静かな住宅街に、こんなにも立派な十一面観音さまがいらっしゃるとは意外でした。大阪市内は空襲で焼け野原になり多くのお寺や仏像が焼失してしまったと聞きますが、かつては木造で趣のあるお寺がいくつもあり、色々な仏像が祀られていたのでしょうね・・・

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天龍院アクセス
〒543-0017 大阪府大阪市天王寺区城南寺町2−23
06-6762-3422

拝観料志納(拝観予約)


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大阪/齢延寺 『ハイテク寺院の古仏』

大阪見仏の続きです。
源聖寺坂を再び登り、先ほど通りががりに山門の豪華な彫刻が気になっていた齢延寺を訪問しました。


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さっそくお堂に案内していただいて、観音堂の御本尊である聖観音さまを拝みます。

聖観音さまは平安後期の作と伝わる大変穏やかな観音さまです。
もともとは彩色が施されていたようですが、今ではその面影は感じられません。
古仏の独特な雰囲気を持つ聖観音さまでした。


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山のような形の宝冠が帽子のようで可愛らしい…これはニット帽かな(笑)

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観音さまに見惚れていたら、向こうの方からウィーーンと何やら機械的な音が聞こえて来ました。
なんと、スイッチ一つで畳が次々と上がって来るのです!

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おー、これは本堂の床に格納された椅子か…!
こんなハイテクなお寺もあるんですねー。

ご住職はとても明るく気さくな方で、お2階まで案内してくださいました。トイレは自動ドアだし、エレベーター付きだし、シャンデリアもキラキラ……まるで高級旅館のような豪華な設備が整っていました。

葬儀や法事の後に、そのままお寺の中でお食事会がでるようなお部屋もありました。移動するのが大変なご年配の方でも安心ですね。こんなに近代的なお寺を訪問したのは初めてだったので正直ビックリしましたが、これが、イマドキのお寺の形なのかなぁ…と、興味深く参拝させていただきました!





齢延寺アクセス

〒543-0071 大阪市天王寺区生玉町13-31
TEL06-6772-0065


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大阪/金台寺 『韋駄天さまに釘付け』

源聖寺坂という、お寺密集地帯の間を通るような風情ある坂道を下り、金台寺にやって来ました。

金台寺も大阪三十三観音の札所になっていました。
門をくぐり、すぐ左手の観音堂に札所の御本尊さまがいらっしゃいます。それはそれは美しい千手観音さまでした!柔らかそうな腕と、丸顔いお顔が仏の優しさを醸し出しています。

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庫裏の方へ案内していただくと、珍しいお姿の韋駄天さまが!このブログで韋駄天さまの事を書くのは初めてかも知れません!?

韋駄天さまは、禅宗のお寺の玄関口にいっしゃるのをよく見かけます。
厨房や僧坊を守る護法神として祀られている仏さまです。そして、あの四天王さまの部下で走るのがとても速いそうです。

でもなんか…いつもの韋駄天さまと雰囲気が違う…


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それもそのはず、こちらの韋駄天さまは、元々は毘沙門天さまだったらしいのです。

えっ、そ、それは…!

なんと、毘沙門天さまの腕を韋駄天さまのポーズに作り変えたのだとか!

なるほど、よく見ると、岩手でお会いした毘沙門天さまに顔つきなどが少し似ているように見えました。


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みんな韋駄天さまに釘付けでした(笑)


岩手・藤里毘沙門堂
びしゃもん





金台寺アクセス

〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1丁目3−88/06-6771-0295


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大阪/法音寺 『つるつる阿弥陀さま』

3月の大阪ツアーのレポートです。
奈良で開催された「奈良仏像フェスタ2013」の翌日、ちょっとマニアな仏像好きが大阪に集まりました。

先ずはたこ焼きを食べてから…


大阪たこ焼き巡礼はこちら

最初に訪問したのは天王寺区にある法音寺でした。
この地区は少し歩けばお寺にあたるほどのお寺密集地帯ですが、ホテルが密集するホテル街でもあり、お寺とホテルが混在する不思議な所でした。

法音寺に到着し、お堂にあげていただくと、お厨子の中につるんとした阿弥陀如来さまがいらっしゃいました。

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阿弥陀さまの第一印象は、深大寺のお釈迦さまのような白鳳時代あたりの古仏の雰囲気を感じましたが、ご住職のお話を聞くと、木造で鎌倉時代の阿弥陀如来さまであると伝わっているそうです。

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おそらく、螺髪がないヘアスタイルから深大寺のお釈迦さまを連想したんだと思います・・・

螺髪がない如来さまというとこは、お地蔵さまのようなスキンヘッドという事なんですよね…??年月が経って螺髪がとれてしまった如来さまと、最初から螺髪のないつるつるヘアの如来さまがいらっしゃいますが、それはどのような違いがあるのでしょうか?造られた時代によるもの…ですかね??(誰か教えてください…)

衣紋の彫りもなく頭部からつま先までつるんとした可愛らしい阿弥陀如来さまでした。
手や足の先は後に修復されたものらしく、そのとれてしまった足の指先を見せていただきました。

しかも、手にとって!!

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仏さまの一部を手にとるなんて緊張です…緊張しますがとてもありがたい!!
手についた木屑を持ち帰りたい気分でした!

それにしても、阿弥陀如来さまの足は、生まれたての赤子のようにふっくらとした可愛らしい足ですね。



法音寺アクセス
〒543-0071 大阪府大阪市天王寺区生玉町6−12
06-6771-8176


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プロフィール

こはた ももこ (桃)

Author:こはた ももこ (桃)
名前:桃

出身:横浜ベイベー

誕生日:11月30日

血液型:O型

所属:仏像部

仏像好が好きな旅人になりたい普通の人です。
大好きな仏像・寺社仏閣のことを素人目線であれこれ喋ります。

★ストイックに仏像 Facebookページ運営中
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