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長野/無量寺『藤原期の阿弥陀如来さま』

かなり時間が経ってしまいましたが、昨年9月に訪れた長野の旅レポの続きを書きます。

阿南町瑞光院の行人様からスタートし→→→合原阿弥陀堂→→→ラストの無量寺!

木々の生い茂る境内にひっそりとあるこちらのお堂は旧阿弥陀堂。お寺巡りの中でこのような趣きのあるお堂に出会った時はワクワク胸が高鳴ります。




無量寺は、藤原期の阿弥陀如来さまがお祀りされている歴史あるお寺です。その阿弥陀如来さまの胎内には、当時の寄進者と思われる藤原氏34名の名前が墨で書かれているそうです。当時、この辺りは藤原氏の荘園だった事もあり、藤原氏一族の氏寺の仏さまとして作られたのではないかと言うことでした。

さて、その阿弥陀如来さまはどこにいらっしゃるのかと言うと、旧阿弥陀堂のお隣にある収蔵庫!




収蔵庫の中には3体の仏さまがいらっしゃいました。中央にはなんとも優美な阿弥陀如来さま。仏さまなので当然の事ですが、ぜんぜんあくせくしてない余裕の貫禄…毎日忙しい日常の中で仏に出会うと、心の余裕をわけていただいた様な気持ちになれます。



そして注目すべきは阿弥陀如来さまの脇侍の仏さまです!なんと、お地蔵さまと聖観音さまが脇侍なんですよ!作風に共通点があることから3体セットで造られたと考えられています。この三尊がお堂に並ぶのはなかなか珍しいのではないでしょうか?





無量寺にはもう一つ興味深いものがありました。それは、宝篋印塔です。

なんか凄くないですか?
良く見るといろーんな仏さまが大集合しています。




四天王さま、不動明王さま、お地蔵さま、………ん?お坊さん?
(後で調べたら、真言八祖像でした)

これで長野のお寺巡りはお終いです。
長野には素敵な仏さまが大勢いらっしゃいますね。
また再訪したいと思います。


無量寺アクセス

長野県上伊那郡箕輪町大字東箕輪4307
0265-79-3051

伊北インターから車で5分
沢駅から徒歩30分

拝観料300円 (拝観予約)



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長野/合原阿弥陀堂 『南信州の仏・平安期の阿弥陀如来』

9月14日
長野県へ足を運んだ時のことです。その日は即身仏部(部員1人)のお誘いで、阿南町瑞光院の行人さまのお姿を拝しました。


即身仏部の旅・阿南町の行人さま

そのあと訪問したのは合原阿弥陀堂でした。
阿南町から下條村へ…南信州の旅です!


IMG_5998.jpg

その前に先ずは腹ごしらえ!
阿南町の道の駅:信州新野仙谷平で超特大の五平餅を食べました!

大きさ分かりますかね?
これは一体…ご飯何杯分あるのでしょうか?おまけにお蕎麦もついちゃって完全にカロリーオーバー!



外には神さま(!?)のモニュメント!
これもまた大きい、、怖いです、ホント怖いです、、、



合原阿弥陀堂は、お寺があるのではなく、阿弥陀如来さまは下條村の公民館の様な建物の中にいらっしゃいました。

IMG_6003.jpg

笑顔が素敵な奥さまの案内で中に入ります。
すると、奥で佇む阿弥陀如来さまの白毫がキラリと光り、一瞬ですが光が差したように見えたんです! !


IMG_5993.jpg

キラリ!
艶やかな白毫が美しい!




こちらの阿弥陀如来さまは像高87cm。
この地域では数少ない藤原期の作で、パンフレットによると阿南地方最古の仏さまのようです。そして、長野県指定文化財に登録されています。

見事な定朝様で、優しさの溢れる阿弥陀如来さまです。
その優しさは印を結ぶ手にも表れており、女性のように華奢で繊細な手をされていました。




私もこんな細い指になりたい…憧れます…



合原阿弥陀堂アクセス

長野県下伊那郡下條村陽皐2109-1
拝観料志納(拝観予約)
問い合わせ:0260-27-1050 下條村教育委員会

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即身仏部の旅 『阿南町の行人様』

今日は久しぶりの遠出でした。
即身仏部に仮入部させていただき、信州の即身仏さまに会いに行きました。

長野県の南部、下伊那郡阿南町の「行人様御開帳」

ピカーン!!



長野県下伊那郡阿南町新野にある瑞光院の裏山に行人様はいらっしゃいます。

車で山道を登り駐車場にたどり着くと、予想以上の混雑ぶりに驚きました。えー!こんなに賑わっているとは…

駐車場のおじさんの話によると、夕方には花火大会も開催されるそうです。



行人様入口→



案内板に従って、さらに山道を歩くこと10分…聴こえて来たのは誰かの歌声…そして声援と拍手

パチパチパチ…

え?カラオケ大会!?





ビックリです。
山の上ではローカルなカラオケ大会が行われていました!校長先生、町内の子供達など、阿南町の方々による歌のオンパレード!

五平餅や焼き鳥、ホタテ焼きなどの屋台も出ていてちょっとしたフェスのようでした(笑)




行人様はこの山の1番高いところにいらっしゃいました。岩の上の小さなお堂です。その小さなお堂には溢れんばかりの人だかり!



行人様は、1687年に入定されました。それから300年以上経った今でもそこにお姿があり、地域の人々に忘れられることなく、毎年こうして大勢の方々が手を合わせにやって来るという光景がとても素敵です。

行人様のお姿とエピソードはこちら

最後にお神酒をいただきました。
ぐびっと一気飲み!



お堂からは阿南町の風景が一望できます。いつもここから町の人々を見守ってくださっているのですね。。。






私たちはこの後、合原阿弥陀堂 →→→無量寺と旅を続けました。
また後日、レポートして行きます。


《行人様御開帳》
春季祭典 4/19
秋季祭典 敬老の日の前日

《アクセス》
新野 瑞光院
長野県下伊那郡阿南町新野1130
問い合せ:阿南町役場 振興課 
TEL:0260-22-4055




Tag:長野  Trackback:1 comment:0 

長野/保科・清水寺 『奈良からやってきた仏』

ついに長野県最後のお寺になりました。松代の清水寺から車で30分。
次の目的地は保科の清水寺です。

相変わらずの雨…しかし着いた頃にはやや小雨になっていました。

車から降りると、管理人らしき人が近づいて来て『今から奥の院に行くので、軽トラの後をついて来て下さい!』という指示を受けました。

車で山路をぐいぐい登り3分ほど経つと、山林の景色に突如現れた立派な観音堂に思わず「おぉ~!」っと驚きの声が!

s-保科 清水寺 舞台

中は暗く、目が慣れてくるまで少し時間がかかりました。すると奥の方に千手観音さまがおられました。煌びやかな宝冠をまとい、優しい眼差しで佇んでおられます。

この千手観音さまは藤原中期の作で、元は奈良の石位寺に祀られていたそうです。脇で千手観音さまを守護している多聞天と広目天も石位寺からいらっしゃったとの事。


s-保科 清水寺 千手
(写真がブレブレだったのでこちらのパネルをアップ)

そして少し前方には奈良の當麻寺に祀られていた十一面観音さまがいらっしゃいました。なんとも古めかしい十一面観音さまでしたが、年代などは分かっていないそうです。

山門から奥の院まで徒歩で登るとなると30分以上はかかると聞きました。

その距離の間に、かつては経蔵、三重塔、大日堂、釈迦堂、八将社などが立ち並ぶ見事な七堂伽藍の大寺院として栄えていたそうです。


s-保科 清水寺 階段

しかし、大正時代の大火災で山ごと伽藍を全て焼失してしまい、仏像も残りませんでした。大日堂には美しい五智如来さまがいらっしゃったんだとか…

火災の後すぐにお堂が再建され、仏さまが誰もいなくなってしまった清水寺に、奈良の石位寺から大勢の仏さまがお引越しされたそうです。

その当時の写真を見せていただいたのですが、布の様なもので覆われた仏さまがお神輿のように担がれて、沢山の村人や僧侶達に迎えられている様子でした。

本堂の中には、奥の院と同じく石位寺からいらっしゃった仏さまが祀られています。


s-保科 清水寺 本堂

お前立ち観音を中心に、衣紋が流れる様な地蔵菩薩、口元が引き締まった聖観音、そして阿弥陀如来や薬師如来、さらに、小さな十二神将も祀られていました。

s-保科 清水寺 本堂 仏

こんなに大勢の仏さまに会えるとは思っていなかったので大満足です!予習しないで見仏に行くとこの様な驚きを経験できるんですね(笑)

石位寺ではどのように祀られていたんだろう…と想像が膨らみますが、ずっとずっと昔から保科の清水寺で村の人々を見守って来たかの様な温かい雰囲気があり、どの仏さまも洗練された平安の仏さまでした!

これで長野のお寺巡りはお終いです。GW3日目は山梨へ向かいます。

【見仏コース】
1日目:知識寺→長雲寺→福満寺
2日目:弾誓寺→覚音寺→松代清水寺→保科清水寺



清水寺アクセス

〒381-01長野県長野市若穂保科1949/0262-82-3701

JR長野駅・長野電鉄信濃川田駅より長野電鉄バス「保科温泉行」清水寺大門下車

JR長野駅よりタクシー30分

拝観料志納(拝観予約)




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長野/松代・清水寺 『個性豊かな平安仏』

覚音寺から山を下り1時間半。
長野市松代町にある清水寺を目指します。

松代は、様々な文化遺産を楽しめる観光地となっており、古戦場や城下町などの歴史的街並みが広がっていました。町家や武家屋敷の様な建物が連なる細い道を抜けると清水寺があります。

覚音寺と同じく、たった今帰って来たばかりと言う若いご住職に案内していただきました。


s-松代清水寺 本堂

今朝まで福島の被災地でボランティア活動をされていたそうです。そんな中、わざわざ時間を合わせて頂いて拝観する前から感謝の気持ちでいっぱいになりました。

本堂には平安初期の個性的な仏さまがズラリ!
中央に千手観音、脇侍に聖観音と地蔵菩薩、そして薬師如来や毘沙門天、四天王もいらっしゃます。

s-松代清水寺 諸仏

お堂に入り、わたしの目にすぐ飛び込んで来たのは千手観音さまです。

s-小顔千手

お顔が小さい!!

朝一番にお会いした弾誓寺の聖観音さまに続いて、またもや小顔の仏さまに出会いました。

この千手観音さまは1100年ほど前の平安時代初期に造られた古像です。信州では現存最古の木造仏、そして東日本で最も古い一木造りの仏さまだそうです。

そして、左側にいらっしゃるのは聖観音さま。静かに佇む千手観音さまに対し、大きな動きがみられます。

s-ハラミ観音

この聖観音さまは、真ん丸ででっぷりしたお腹が特徴的なのですが、その容姿から「はらみ観音」と呼ばれており、昔から子授けの観音さまとして親しまれて来たんだとか。

それから、ヘアスタイルも個性的!宝冠をつけたらどの様なお姿になるのでしょう?

右側にいらっしゃるのは錫杖を持つ日本最古の像と言われている地蔵菩薩さま。
よく観るとお顔が聖観音さまとそっくりでした。複雑な翻波式衣紋の美しいお地蔵さまです。

s-松代 清水寺 地蔵

清水寺は今まで三度の火災に見舞われながらも、松代の人々の力により復興を繰り返して来たそうです。その昔、武田信玄が住職だった時代もあったそうで、部下に見つからない様に夜な夜なコッソリ拝んでいたという毘沙門天さまが祀られていました。

毘沙門天さまと言えば「戦いの神」敵対する上杉謙信が崇めていた毘沙門天を堂々と拝む事はできなかったんですね。

最後に、住職がおっしゃっていたのですが・・・奈良の仏さまは「静」京都の仏さまは「動」信州の仏さまはそれが融合した「静と動」

都の特徴が混ざり合った個性豊かな仏さまに出会えるのは地方ならでは。その醍醐味をリアルに味わっていると実感したのでした!

次は保科の清水寺へ向かいます!



清水寺アクセス

〒381-1232 長野県長野市松代町西条147/026-278-3068

長野駅タクシー25分
長野電鉄松代駅からレンタサイクルあり

拝観料500円(事前予約)




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プロフィール

こはた ももこ (桃)

Author:こはた ももこ (桃)
名前:桃

出身:横浜ベイベー

誕生日:11月30日

血液型:O型

所属:仏像部

仏像好が好きな旅人になりたい普通の人です。
大好きな仏像・寺社仏閣のことを素人目線であれこれ喋ります。

★ストイックに仏像 Facebookページ運営中
https://www.facebook.com/stoic.butsuzo/

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